どうも、ピン今川(@PImagawa)です。

今日は、「保活」の話をしたいと思います。

なんでこの話をするかと言うと、最近、「来年保育所に入園したいので、園見学させてください。」とか、突然、「なんでうちの子は保育所に入れないんですか?」とか、保育所に連絡が入ったりするんですが、最終決定してるの役所ですので、申し訳ありませんが、役所に連絡していただけませんか?と、言うことしかできなかったことがあり、こうして文章にしておこうかと思った次第です。

自分の経験もあるし、自分の保育園でも、「保育園に入れなかったので、復帰できませんでした…。」と、泣きながら電話をかけてくる育休中の職員がいたりと、まぁ、他人事ではないですね。

保活のはなし

毎年、物議を醸している、保育園の入園に関してですが、以前、「保育園落ちた日本死ね!!」ってのがありましたが、まぁ、きれいごとではなく、待機児童問題は何とかせんといかんな~と思っとります。

が、僕は総理大臣でもなく、園長でもないので、何の決定権もないですが、入園決定してお仕事復帰される方もいれば、入れずに、どうしようと思われている方も多いかと思います。

そもそも「保活」って?

「保活」って言葉、だいたい定着してきましたが、一応参考まで。

[box class="green_box" title="保活とは"]子どもを保育所に入れるために保護者が行う活動。
都市部では、保育所の入所希望者が定員を上回り、入所できない待機児童が多数いるため、入所選考の際に有利になるように就労条件を変更したり、入所しやすい保育所の近くに引っ越したりするなど、涙ぐましい努力をしている保護者も多い。
「保活」は、こうした活動を指す造語で、就職活動を「就活」、結婚相手を探す活動を「婚活」と呼ぶようになったのに続いて登場した[/box]

僕(妻)の保活の場合(長女)

僕も、長女の保育園の入園の時には、最初、決定通知が送られて来ず、待機っぽくなりました。
ただ、妻の育休もそんなに延ばせなかったので、どうしても4月に入れなければならず、妻が1人で市役所に相談に行ったら、「無認可の一時預かりにでも入れたらどうですか?」と市役所の職員に言われて泣きながら帰ってきました。

しかし、冷たい言い方ですよね。すごい投げやりやし…。

次の日、ちょうど仕事が休みだったので、市役所に僕と妻と2人で行き、仕事に復帰できないと、困ること等をこんこんと、市役所職員に訴えると同時に、昨日の職員さんの態度はどうなんですか?と、問うた覚えがあります。

保活つらい

あ、決してクレームを入れたわけではなく、保育園入れないと、4月から困りますねん、と、優しく言った(と思う)ら、僕のところは、待機1番目だから、キャンセルが出たら入れると言われ、3日ぐらいしたら、市役所から電話がかかってきて、○○保育所にキャンセルが出ましたと、連絡がありました。

幸い、キャンセルが出たのと、対応してくれた市役所の職員さん(無認可の一時預かりにでも入れたらどうですか?と言った奴ではない)がとてもいい方だったので、ギリギリ入ることができた思い出があります。

保育園も無事卒園し、小学校も卒業しそうな勢いで娘も成長しとりますが、結構僕と妻と2人で働いて、お給料もらってても、待機になるのです。

僕(妻)の保活の場合(二女)

僕、もう一人子どもがいて、共働きなので、当然、保育所に入れなければならない状況でした。

で、妻の仕事の復帰時期が、会社の都合で、子どもが1歳半になるまでとか2歳になるまでとか、半年区切りで復帰時期が決まってて、うちの子5月生まれなんで、ちょうど11月に復帰しなければならない状況を迎えたんですね。

二女が1歳半の時です。

いやいや、そんなもん、どこの保育所の1歳児クラスに空きがあんねん!って感じなんですが、会社は復帰しろと。

さて、認可保育所は、市内どこも空きがない。無認可も時期的に空いてない&保育料が高すぎる。

さて、ここで本来なら詰むとこらなんですが、ここで言う詰むとは、妻が仕事を辞めるのか、僕が無理くり育休取るかの2択(二択できるなら詰んでないけど)になったところ、ちょうど今月から、妻の会社が託児所をやるということで、そこに預けることに。

そこは一応、無認可ってことで、そこでお金を払った実績が何ヶ月かあれば、市内の保育所に入りやすくなりますよ〜と、役所の人が教えてくれました。

で、半年後、二女、見事、2歳児クラスの狭き門をくぐり抜け、認可保育所への入園が決定しました!

保育所で働く職員ですが、入園のシステムは、保育園というよりも、市役所とか、区役所とかの、役場関係が、大きく影響していて、入園が決定していくシステムも、ほぼ役所に決定権がある、ということが、何となく理解できました。

そして、娘2人の事例でわかったことは、やはり「点数」というものが、保育所・保育園入園には関係しているということです。

点数について

保育所・保育園に入園しようとしているお母さん方なら聞いたことがあるかも知れませんが、実際に保育所・保育園に入るには、「点数」というものが存在します。
するそうです、ではなく、「存在します」

具体的には、皆さんが通わんとしている保育所・保育園を管轄している区市町村に直接聞けばいいんですが、

[voice icon="https://livedoor.blogimg.jp/hobo_hoikushi/imgs/0/1/014982f1.jpg" name="まねきさん" type="l line"]そんなん教えてくれるわけないでしょ![/voice]

まあ、その通り、教えてくれませんわね~。

ただ、僕、保育所で長年働いているのと、あと、前述した娘2人の件で、自分の保育所を管轄している役所と、娘が入っている保育所を管轄している役所で、確実にこれは!って思える情報として、

・労働時間(共働きは当たり前なんですが、両親共にフルタイムで働いていたら、点数は高くなる)

は、どの自治体も確実に点数化する「要件」として存在します。

あとは、ひとり親家庭であったり、兄弟がすでに入園していたりとか、介護が必要なご両親がいたりとか、今現在、無認可保育所に預けてるとか、細かい加点の要件があって、それを点数化して、点数の高い方から入園できるシステムとなっています。

違いが出ることとしては、お父さん・お母さんの「収入」の面で、すごく重視する自治体もあれば、同点になったときの参考として使う自治体もあるようです。

絶対的なこととしては、本当に自治体によって、点数化システムが違うので、詳しくは、各自治体に聞いてみてください。
まぁ教えてくれませんが、何か情報が得られるかも知れませんよ。

保育所・保育園に入りやすい年齢的について

保育所・保育園は定員が決まっていて、各保育所・保育園で、入園児童数は違うのですが、例えば、0歳児クラスの定員が9人、1歳児クラスの定員が20人、2歳児クラスの定員が25人だったとします。

0歳児クラスは9人全員が新規入園なのと、0歳児で職場復帰する方って、昔も今も、めちゃくちゃ多いわけではなく、要件さえきっちりしておけば、入りやすいような気がします。

で、次の1歳児クラスは、0歳児クラスの9人が上がってくるので、新規が20−9=11人となります。

0歳児クラスより入れる子多いやん!と思ったあなた、ちと違うんですね〜。

職場復帰するお母さんは、だいたい1歳児クラスになる年齢で復帰されることがとても多いです。なので、この11人に入れるかどうか、そこが「保活」のポイントになることが多いようです。

本当に狭き門、そして、うちの保育園に入ってくる1歳児クラスのお母さんやお父さんは、バリバリフルタイムで働いている方ばかりです。

そして、2歳児クラスは、25−20=5人なので、よっぽど要件(点数)が高くなければ、入園は難しいです。

そう考えると、うち、よく入れたな〜と、思いますが、きっと、1歳児の時に認可外に入れていたのが、ボディーブローのように効いたのかと、僕は考えています。

あ、ちなみに、3歳児クラスになると、定員がグッと増える園が多く、比較的入りやすいのと、あと、幼稚園とか、短時間こども園とかの3歳児クラスに入園する子も増えますので、まあ0・1・2歳児クラスよりは入園しやすいかなと思います。

認可保育所と認可外保育所

厚生労働省が公表している待機児童数は、約20,000人。
減少していると国は言っているものの、お母さんたちが肌で感じる現実とはかけ離れているような気がします。

両親共働きなどで保育が必要な子どもに対し、市区町村は保育を実施する義務があります。
僕らが働いている保育所なんかで保育するのがそうです。

その際、施設や人員配置の基準を国が定める「認可保育所」に入所させるのが基本なんですが、保育所が足りないため、基準の緩い「認可外保育施設」で対応することも許されているのが現状です。

待機児童の多い都市部では地価や人件費が高く、認可保育所の基準は事情に合わないと、これまた国が言ってるんですが。
日本語が難しすぎて、意味がわからんのですが、認可の保育所・保育園は作るのにはいっぱいお金かかって作れないから、認可外やったら、まぁ増やせんこともないし、入れんこともないよ、と、捉えればいいかと思います。

自治体によっては、むしろ認可外での受け入れが進んでいます。東京都の「認証保育所」が代表例で、国基準より緩和した独自基準で認定し、助成しています。

あと、横浜市なんかは、全国の自治体で最多の待機児童数を、認可外の保育施設のうち、市が保育士数や面積などの基準を定めて認定する「横浜保育室」の拡充をすることにより、待機児童を減らすような方向性でいってます。

待機児童数と潜在待機児童数

似たような政策を取る自治体も増えましたが、結局、認定保育所と名前がついていても、「認可外」だったり、保育料が高めだったり、2歳までしか入所できず、3歳になったら再び預け先を探さなければならなかったりするため、認可保育所を第一希望にし、認可外を利用しながら空きを待つ保護者も多いです。

で、問題は、この「認可外」の保育所・保育園を利用しながら、「認可」の保育所・保育園に入園を待つお子さんは、待機児童に含まれないということです。

そうした空き待ちのお子さんの数は、公表される待機児童数には含まれません。
そう、「潜在待機児童」ってやつです。

点数もそうやし、潜在待機児童も仮面浪人みたいで、なんか、僕らの大学入試みたいですよね~……。

受験生

さらに悪いのが、本当に預け先が見つからずに就労をあきらめたり、最初から認可保育所に申し込まない(ムリとわかっているから)潜在的な待機児童がたくさんいるとされてます。

本当に切実な問題だと思います。

僕は、親御さんの気持ちも、保育所職員の気持ちもわかります。

東京都のように独自の政策(認証保育所みたいに)をとっていても、保育所に入れないケースが多々あります。

そういえば。

今の世代の女子(20代前半)にアンケートを採ると、「専業主婦願望」が広がっているようで、それも有名大学、大学院を出た高学歴の女性たちがそう思ってるそうです。

しかも、子育てや家事に専念したいからではなく、「働きたくない」「寝ていたい」「日中テレビを見ていたい」というしょーもない理由が一番多いそうです。一言で言えば「楽したい」というわけですね。

世のお母さん達が、「働きたいのに働けない」現状があるのに、今の若者達は一体何を考えているのでしょうか?

確かに、異論はあると思います。専業主婦大歓迎って思ってる方もいるかも知れません。が、僕からすれば人生なめているとしか思えません。

僕が思うこと

実際、国もこども園制度とか、何となく、ほんとに何となく待機児童を減らす政策をとっている(とっていると言えるのか??)のですが、このように「保活」と呼ばれるお母さん達の活動があっても、保育所に入所が叶わない現状があります。

実際、僕の勤める保育所にも、問い合わせがあったり、お子さんがお腹の中にいるときにすでに保育所を見に来たり、足しげく役所に通う姿があったりします。

本当に言いたいです。厚生労働省・文部科学省(こども園の短時間部門の管轄)、何とかならんのか??

『保育』という大切なものを置き去りにしてきた結果、今現在も、このような問題として現れてると僕は思います。
国会で寝るぐらいやったら、もっとこういった問題を議論していただけませんか?

保育士の給与の問題だってそうです。こんな安い賃金だから、他業種に流れたり、募集をかけても人が来ない現状があります。

保護者・保育士双方が、本当に『よかった』と思える時代を作って欲しいと、心から願います!

あと、少しでも、待機児童が減らせるように、保育園を整備したりするのはもちろんのこと、保育士を増やすこと、潜在保育士を復帰させること、そして、何度も言いますが、保育士の待遇改善をしてこそ(国の偉い人が適当に言っている給料の底上げとかでなく、もっと具体的に)充実した保育が展開できると、僕は思います!

では。

どうも、ピン今川(@PImagawa)です。

今日は、保育してる上で、ほぼ避けては通れない問題についてお話させていただきたいと思います。

保育所・保育園における食物アレルギーの対応について


食物アレルギーとは

食物の摂取によりアレルギー症状が出現する場合を食物アレルギーといいます。

アレルギー反応により口唇、口腔粘膜の接触皮膚炎様の症状から気管支喘息、蕁麻疹、胃腸障害を引き起こすものまでいろいろ見られます。
時にはアナフィラキシーショック(血圧低下、顔面蒼白、呼吸困難、意識混濁など生命にかかわる急激な全身の反応)を起こすこともあります。

アナフィラキシーショックについては、下に追記しています。

で、原因となる食物ですが、卵、牛乳、大豆が食物アレルギーの代表ですが、小麦、米を含めて五大食物アレルゲンと呼ばれています。

その他には、ソバや、かに、えび、たこ、いかなどの魚介類、キウイフルーツ、バナナ、柑橘類などの果物、ピーナッツ、アーモンドなどのナッツ類が食物アレルギーを起こす可能性があります。

なお、ソバ、ピーナッツはアナフィラキシーショックを起こす可能性が高い食品です。

子どもと大人では原因となる食品に違いがあり、子どもでは卵、牛乳、乳製品、小麦、甲殻類、魚介類が多く、大人では卵、牛乳が少なく、甲殻類、魚介類、果実が多いです。

また、卵や牛乳の成分から作られている薬剤もアレルギーを起こしやすいと言われています。

で、食物アレルギーの場合、一番多くとられる対策が、『原因食物の除去』です。
原因が確定した場合は、その食物を含むすべての食品を完全に除去する事が必要になります。

ただし、食物除去はかなりの労力を必要とします。
実際うちの保育所でも除去食を行っていますが、給食調理員は毎日ものすごく神経を使いながら調理にあたっています。

また栄養のバランスを欠きやすいので、必要以上の食物除去は行なわない。そして保育所の場合は代替食品などを利用し、栄養を補っています。

しかし、本当に僕が子どもの頃なんかに比べると、食物アレルギーを持ったお子さんが多いな~という印象を受けます。

よく言われるのが、科学物質の存在(インスタント食品の採りすぎ)なんですが、このあたりは研究段階で、いろいろ論議が分かれるようです。

数年前、こんな痛ましい事故があったことを覚えておられるでしょうか?

担任がチーズ入り給食を渡す アレルギーの女児死亡問題

[box class="red_box" title="その問題とは"]東京の小学校で数年前、チーズなど乳製品にアレルギーがある5年生の女児が給食を食べた後に死亡した問題で、担任の男性教諭が誤ってチーズ入りの食品を女児に渡していたことが、市の教育委員会への取材で分かった。

市教委によると、当日の給食の献立はチーズを含んだ韓国風お好み焼きのチヂミだった。

学校や担任は女児のアレルギーを把握しており、女児にはチーズを抜いたチヂミを提供したが、女児がおかわりを希望した際、担任が間違ってチーズ入りのチヂミを渡してしまった。[/box]

と、本当にあってはいけない事故だと思いました。と、同時に他人事ではないな、とも思いました。

僕の勤める保育所でも、実際にアナフィラキシーショックを起こして、病院に搬送した事例があります。

この、亡くなった女の子の場合は小学校だから自衛手段があったと言われる方もいますが、確かに、自衛はできたかも知れません。
しかし、事故が起こった場合、責任を取るのは、当然大人です。それは小学生でも保育園児でも変わりません。

アナフィラキシーショックについて

食物アレルギーの症状のなかで、最も気をつけなければならないのがアナフィラキシーショックです。
短時間で急激に悪化するため、ときに生命を脅かします。

アナフィラキシーショックとしては、下のような症状が起こってきます。

[aside type="boader"]アナフィラキシーショックの症状
・顔色が真っ青になる
・冷や汗が出る
・ぐったりする
・脈拍が弱く、速くなる
・呼吸が浅く、速くなる
・不安、興奮、無関心などの意識状態の異常が現れる
[/aside]

起こった場合の対応としては、速やかに医療機関を受診します。
恐らく救急車を利用することになると思います。

迷うぐらいなら救急車を呼んでください。
僕も保育所で救急車を呼んだことがあります。

[aside type="boader"]受診までの対応
・仰向けに寝かせ、足を少し高くして血液の循環を助ける
・吐いたもので喉がつまらないように、顔を横に向ける
・毛布などで包み、体を温かくする
・アドレナリンの自己注射(エピペン)を打つ
[/aside]

こんな感じになると思います。



自己注射(エピペン)に関しては、預かる・預からないが保育所によって対応がまちまちですが、今は、僕が勤める保育所では、ガイドラインを作成して、預かる体制を整えており、実際に預かっています。

アレルギー食(除去食)の提供

先ほども触れましたが、やはり、保育所でも、除去食を提供しています。アレルギーのお子さんも大変ですが、調理員もまた大変で、



これ、アレルギー食の専用献立表なんですが、こういうのが、日に2~3種類(普通の献立を含め)の給食を作ることが必要とされています。

事故を起こさないように、保育士も、調理員も、もちろん看護師の僕も、給食の時、特に除去食があるときは、気を張って仕事しています!

保育所で誤食事故が起きたため、アレルギー対策として卵と乳製品排除

これも昔あった事例です。

[box class="red_box" title="卵と乳製品の使用をやめることを決めた事例"]北海道某市は、市内の全保育所の給食で、卵と乳製品の使用をやめることを決めた。
食物アレルギーのある園児に原因となる食材を誤って提供する事故が2件相次いだことに伴う措置で、市は「人為ミスを防げない以上やむを得ない」としている。

ただ、一律に給食から除く対応は異例で、疑問の声もあがっている。

最初の事故は市立保育所で、小麦アレルギーの男児に小麦粉を使ったシチューを提供。
約1時間後、せきや手が赤くなるなどの症状が出て一時入院した。

給食は市保育課の管理栄養士が作成した献立を基に、各保育所内で委託業者の調理員が作る。
食物アレルギーの園児には原因食材を抜いた献立(除去食)を用意することになっているが、このときは小麦粉不使用のシチューを作り忘れた。さらに給食のお盆には原因食材(小麦)を書いた札が張られていたが、確認しなかった。

事故後、市は

1.前日に除去食が必要な子供の名前と除去食材を表にする
2.当日朝に全調理員で表を確認
3.給食をお盆に載せる際に複数の調理員で確認

など新たな対策を決めた。

ところが、次の月には同じ保育所で卵アレルギーの園児4人に、卵を原料に含むハムが入ったおやきを提供し3人が食べていたことが発覚。
卵が微量で症状は出なかったという。
だが、前日に作成した除去食対象者の表を確認せず「ハムを抜いたおやき」を作り忘れたうえ、全調理員による調理後の確認もしていなかった。

給食の食物アレルギーをめぐっては、東京で起こった前述の事故も起きていることから、市は市立2カ所、民間7カ所の全保育所で卵と乳製品を使わないことを決めた。

市保健福祉部の部長は「確認作業の徹底だけでは再発の可能性がある。子どもの命を守ることを最優先に、あらゆる対応をしたい」と話す。[/box]

とのことです。

まず、思うことは、間違えたから全部抜くの?とのことです。

確かに、保育所のアレルギーガイドラインには、全か無か(例えば、卵がダメな子がいたら、アレルギーを細かく分別しないで、卵を全部抜いたりする)を書かれていますが、それは、アレルギーを持ったお子さんに対する話であって、アレルギーを持っていない普通の給食を提供できるお子さんに対しては、なぜ関係のないその子たちの分まで抜くの?みたいな感覚があります。

で、市保健福祉の部長さんは「確認作業の徹底だけでは再発の可能性がある。子どもの命を守ることを最優先に、あらゆる対応をしたい」と話しておられますが……。

いやいや、他にできることあるでしょ?

人為的ミスが防げないという「言い訳」をしていますが、完全に確認不足だと思います。
いろいろ徹底しましょうよ。

保育所・保育園で誤食を防ぐには

僕が働いている保育所では、

1.栄養士が献立を立てる
2.栄養士と調理員と担任と看護師(僕です)が集まり、個別に献立表を見てチェックを行う
3.保護者に献立表(個別チェックしたもの)を渡し、確認してもらう
4.朝、朝礼にて職員全員で献立表を確認する
5.調理員が給食を作る際の確認
6.給食を取りに来た職員と調理員が声を掛けながら確認
7.給食を配膳する際、再度献立表を確認する


と、これぐらい、確認をしています。
もちろん、必ず声を掛ける、わからないことはその場で必ず聞くというのも徹底しています。

配膳の際のトレーも、アレルギー食の子は色が全く違います。(通常食:黄色 アレルギー食:ピンク)
コップの色も替え、間違いのないようにしています。

と、これぐらいの確認をしていても、誤食がないとは言い切れません。

しかし、上記某市の自治体では、ここまでの確認をしたのでしょうか?

安易にアレルゲンを抜くことはできますが、その前にできることがきっとあるはずです。

うちの保育所で、同じようにアレルギーのない子にも、卵も牛乳も小麦も大豆も入っていない給食を提供しようものなら、絶対に、絶対に、保護者の方々から反発が出ると思います。

安全第一はわかりますが、保証しなければならない栄養源を抜いてしまうのは、いかがなものかと、本当に思います。

各々考え方は様々ですが、あくまでも、僕も考え方ですので、アレルゲン抜き大歓迎という方も、もちろんいると思います。その考え方も、給食を提供する側からすれば、まぁ、大事故は防げるかなという思いはあると思います。

しかしながら、本当に給食を提供する側が努力をした結果そうなったのか?それとも、努力をしないでそうなったのかでは大きな違いがあると、僕は思います。

おわりに

今のご時世、アレルギー食の提供がなくなること(食物アレルギーを持った子どもがゼロになること)はないと思います。
だからこそ、僕らのような、保育所で給食を提供する側の人間は、間違いを起こさないよう、気を引き締めて仕事しなければならないと思います。

給食

でも、しんどいことばかりではなく、除去食を続けて、除去食解除(もうアレルギー食を提供しなくてもいい状態)になって、その子がアレルギー物質(卵がダメな子なら卵とか)の入った、今までダメだった食品を食べるのを見ていると、嬉しく思ったりすることも多々あります。

みんな元気に過ごせるよう、僕がんばります!

では。

どうも、ピン今川(@PImagawa)です。

今日は、世の中のお母さんさんから、ご質問の多い問題について触れてみたいと思います。

子どもの歯磨きどうやるの?



僕は保健師免許を持っていて、保健のお話なんかも、講師としてお話することも結構あります。

保育所のお母さんからも、子育て講座を聴きにきてくれているお母さんからも、よくある質問について、お答えしていこうと思います。

赤ちゃん(0歳児から1歳になるまで)の歯磨き

赤ちゃんの歯磨きは、基本、歯磨き粉は使いません。

正確にいうと、使えないと言った方がいいかも知れません。

なんでって?答えは、ブクブクうがいができないからです。

で、本格的な歯ブラシを使っての歯磨きは、奥歯が生え始めてからスタートすると良いと言われています。

でも、歯磨き自体は、前歯が生え始めた時からスタートします。

まず、歯ブラシにしろ何にしろ、口の中に物が入ること、異物が入ることに対して慣れておくと、大きくなってからの本格的な歯ブラシを使った歯磨きが、嫌がらずにスムーズにいくことが多いです!

で、やり方なんですが、ガーゼ(きれいなガーゼタオルがいいですね)を指に巻いて、2本生えた前歯を、磨くというより、拭くといった感じで、

前面を拭く裏面を拭く

みたいな感じでオッケーです。

言い方は悪いですが、ざっくり「磨けたかな?」と思う程度で大丈夫です!

ガーゼと言ったんですが、洗うのがめんどくさい~といったお母さんには、

こんな商品があります!










ピジョン 親子で乳歯ケア 歯みがきナップ 42包入





味付きでも、味なしでもどちらでも構いません。

で、うがいができないので、そのままでもいいですし、お茶とか、おさゆとかを飲ませてあげて終了です。

1日の回数は、毎食後でもいいですが、毎食後はちょっとしんどいな~と思いますので、朝と晩の2回を目安に磨いていただければ大丈夫です。

これで、口の中に異物が入ることに慣れますし、歯もキレイになりますし、一石二鳥です!

子ども(1歳~3歳まで)の歯磨き

で、1歳~3歳と、年齢を書いているのですが、歯磨きに関しては、月齢ではなく、お子さんの歯の生え具合によって、進めるスピードが変わってきます!

奥歯が生え始めたら、いよいよ歯ブラシを使っての歯磨きを始めます。

ママと歯磨き

赤ちゃん時代に、口の中に異物がはいることに慣れていれば、歯ブラシを使った本格的な歯磨きも、そんなに苦労することはないと思います。

なので、歯ブラシも、仕上げ磨き用の歯ブラシでもいいですし、子ども用(年齢が書いてあるやつ)のものでも大丈夫なので、

前歯の前前歯の後ろ奥歯の前奥歯の上奥歯の裏

みたいな感じで仕上げるといいと思います!

ポイントとしては、力を入れすぎず、親指と人差し指と中指で、鉛筆を持つような感じでやさしくコチョコチョと磨きます。

磨く順番は、どこからでもいいのですが、場所的に磨き残しのないよう、イメージしながら磨いていけばオッケーです。

物凄く嫌がるとき

赤ちゃんの時にガーゼ等を使った歯磨きをしなかったなど、口の中に異物が入ることに慣れていなかったり、仕上げ磨きをしたときに、ちょっぴり失敗して、痛い思いをさせてしまい、そのまま嫌いになってしまったりと、理由は様々あるんですが、歯磨きが嫌いなお子さんもいます。

で、そんな場合にどうするか。

[voice icon="https://livedoor.blogimg.jp/hobo_hoikushi/imgs/0/1/014982f1.jpg" name="まねきさん" type="l fb"]押さえつけてやればいいんじゃないんですか~??[/voice]

いやいや、押さえつけてやると、歯磨き=押さえつけられる、という構図が出来上がり、余計に歯磨きが嫌いになってしまいます……

なので、よっぽどイヤがる時は、お子さんに自主的にやってもらうと、結構うまくいくことが多いです!

例えば、










リッチェル Richell ミッフィー 乳歯ブラシ 12ヵ月から用





こういう歯ブラシをお子さんに持ってもらって、自分で、遊び感覚でくわえてもらう。

ちゃんとガードがついているので、万が一転倒しても安心!

いや、転倒しない環境を整えるのが一番です。

で、ある程度、異物(歯ブラシね)が入ることに慣れたら、「ママにちょっと貸してね~。」とお子さんにちょっとお借りして、

前歯の前前歯の後ろ奥歯の前奥歯の上奥歯の裏

と、磨きます。

って、磨けなかったら、別に前歯だけでもいいんです!

ただ、歯磨きは楽しいよ~というのを、お子さんに覚えてもらうのが一番です。

なので、歯ブラシをお借りできなかっても、そのうちちょっと持たしてくれて、仕上げ磨きに持っていける!と、なっていく可能性が高いです。

ここでのポイントは、やはり、「歯磨きは楽しい!」思ってもらうのがとっても大切です!

仕上げ磨き用歯ブラシでママ・パパが磨くにしても、子ども用ガード付き歯ブラシをお子さんにお借りして、仕上げるにしても、お子さんが、歯ブラシ(ガード付きね)をくわえて、なんとなく磨いてる風にしてるとしても、「わ~○○ちゃん、上手に歯磨きできてるね~!」とめっちゃ大げさに褒めてあげてください!

で、歯磨きのときも、静かにやるのではなく、「次はまえば~。」とか、「今度はおくば~。」とか、声かけをしながら歯磨きをしていってください。

なんせ、楽しい雰囲気を作るのが、嫌がっているお子さんにも効果がありますし、普通に歯磨きをしてくれているお子さんにも、「ママ(パパ)これでほめてくれた~!」と心に残って、より一層歯磨きに「磨き」がかかると思いますよ!

フッ素塗布について

フッ素塗布した方がいいんじゃないですか〜?とか、フッ素入りのクロス使った方がいいんじゃないですか〜?とご質問をいただくことも多々あります。

とてもたくさんの意見のある質問ですが、僕的には、「どっちでもいい」です。

フッ素塗布とか、フッ素入りの何かを使うことよりも、前述したように、しっかりと歯磨きをする方が、フッ素塗布よりもよっぽど大切です!

まあどうせ塗るなら、歯医者さんで塗ってもらってもいいですよね〜。

歯医者さんとの対戦法

歯医者さんって、怖い印象持ってません?

あの「キュイーン!」って音、思い出しただけで背筋が寒くなりますよね〜。

が、それは、あなたが虫歯を放置した結果、いや、虫歯に気付かなかったのかもですが、とにかく、何らかの理由で虫歯が出来てしまったから。

で、大人が「歯磨きしなかったら、虫歯できて歯医者さんにいかなあかんようになるで〜!」と、さも、歯医者さんを鬼か悪魔かのように例える、脅して歯磨きさせようとするので、歯医者さん=怖いところ、という構図が、お子さんの中で完成します。

なので、虫歯じゃなくて、フッ素塗布で行くだけでも、地獄に連れて行かれるかのごとく、泣き叫びます!

なんせ、この「歯医者さんは怖いところ」ってイメージを、お子さんにつけないようにするのが、今後の人生で大いに役に立ちます!

若干大げさですが、小さい頃の記憶で、トラウマに残ることってありませんか?

僕は、幼稚園ぐらいの頃、無理矢理母親に漬物を食べさせられたせいで、今でも、漬物を口の中に入れることもできません。

30年以上経った今でもです。

なので、例えは違えど、小さい時から、「歯医者さん、そんなに怖くないやん!」ってイメージを最初からつけれれば、本当に少し大きくなってから虫歯ができたとしても、そんなに歯医者さんを嫌がることはありません。

で、ニコニコしながら歯医者さんに連れて行って、歯医者さんに置いてある絵本とか読んであげて(パパママがスマホ見てたらダメですよ)、順番が来たら、フッ素塗布だけなので全く痛くもないので、「あ、歯医者さんってこんなもんか!」と、歯医者さんに対してポジティブなイメージができます。

歯医者さんと女の子

あと、歯医者さんに、もし、歯並びのこととか、今後心配なことなんかがあったら、遠慮なく聞いてください。

歯医者さんも客商売、しかも、評判が命ですので、とっても優しく教えてくれます。

なお、歯医者さんを選ぶ時のポイントはネットの評判も見ると思うのですが、やはり、お母さん同士の口コミが一番ですね!

あそこの先生優しかったとか、あの歯医者水槽あんねんで〜!とか、おもちゃいっぱいあったわ〜とか、すごい歯のこと詳しく教えてくれた〜とか、そういう情報を聞いておくと、ものすごく役に立ちます。

[box class="blue_box" title="余談ですが"]僕の娘、今小学校高学年なんですが、最初の歯医者さんの時も、さも楽しいとこに行くかのような感じで連れて行きました。
あと、アゴのサイズが小さくて、どうしても歯列矯正が必要で、その時も、歯医者さんで紹介されたところではなく、お母さん同士の口コミで話を聞きに行った歯医者さんが凄く良くて、最初紹介された歯医者さんが80万円で、口コミのところは、30万円で、しかも超親切みたいな~。

値段の差とか、歯医者さんの技術的なものは、実際に行ったママ同士で、情報共有するのが一番ですね。
[/box]

なので、歯医者さんは、怖くないところだよ~と、笑顔で連れて行ってあげるといいですね。

自分で磨けるようになるには?

自分で歯磨きが完全にできるようになるのは、本当に、小学校に上がるぐらいで、それまでは、ママ・パパの仕上げ磨きが必要になります。

仕上げ磨きに関しては、前述した歯磨きの方法で大丈夫です!
まあ、その頃になると、ママ・パパの歯磨き技術も向上していると思います。

自分で磨くの

ここで大事なポイントは、まずは、「歯磨きをする習慣をつける」ことだと思います。

毎日、朝ご飯食べた後や、寝る前など、必ず決まったタイミングで歯磨きをうながしてあげると、必ずそれが習慣となります。

その際、自分で磨けることは、オマケぐらいに考えておいて、自分で歯磨きができたことに対して、笑顔でほめてあげてください。
もちろん、仕上げ磨きができたときも、ただ黙って仕上げるのではなく、きちんと声掛けして、「上手に歯磨きできたね~!」と、ママ・パパが仕上げたとしても、大げさにほめてあげてください!

歯磨きが大好きにはならないかも知れないですが、イヤがることなく、習慣づくと思います!

歯磨き粉に関して

歯磨き粉が使えるようになるのは、ブクブクうがいができる3~4歳からだと思います。

でも、無理に使う必要もないと思います。
歯ブラシで磨くことに重点を置ければいいと思います。

ただ、上にお兄ちゃんお姉ちゃんがいて、歯磨き粉を使って歯磨きをしているのを見て、それに憧れて、「わたしもそれつかいたい~!」とか言った時に、じゃあ使ってみる?ぐらいの感じで使うようになればいいと思います。

で、別に歯磨き粉を初めて使ったからと言って、毎回歯磨き粉を使う必要もなく、子どもが使いたいと言った時(大前提はブクブクうがいができることですが)に使えばいいと思いますよ。

まとめ

文章書いてると、自分が講演でしゃべってるみたいになってきて、ついつい長くなってしまいましたが、自分が講演で話すことを、コンパクトにまとめてみたつもりです。

[voice icon="https://livedoor.blogimg.jp/hobo_hoikushi/imgs/0/1/014982f1.jpg" name="まねきさん" type="l fb"]いや~、つもりってあんた。文章長いですよ~![/voice]

ポイントとしては、歯磨きすることは大切なことです。
が、歯磨きを「する」ことに重点を置きすぎないことですね。

なんというか、無理やり押さえつけてやるとかではなく、声掛けしながら、楽しい雰囲気の中で歯磨きをしていけば、ママ・パパ自身も、歯磨きを「する」というところから歯磨きを「楽しむ」状態にもっていけると思います。

毎日家事に仕事に忙しくて楽しむ余裕なんかないかも知れませんが、歯磨きするこの瞬間は、スイッチを切り替えて「楽しい雰囲気でやる」みたいに、小さい頃からしていけば、きっと大きくなってから、「歯磨きしなさい!」みたいに、大声を張り上げることもなく、スムーズに歯磨きしてくれる子になっていると思いますよ。

おまけ

僕、「ほぼ保育士」で、普段は保育所で、保育士免許を生かした仕事をすることが多いですが、基本は「保健室の先生」で看護師として働いています。で、講演依頼があれば、保健師として講演しています。

なので、何か、歯磨き以外でも、「子育てでこんなこと悩んでます」とか、「子どもがこんな場合どうしたらいいんですか?」みたいなご質問があれば、コメント欄か、お問い合わせ欄なんかで、ご質問いただければ、お答えできる範囲でお答えしていきますので、ぜひぜひコメントをお寄せください!

では。

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