ピン今川の保育所看護師の仕事

スポンサードリンク

どうも、ピン今川です。

今日は、ベールに包まれた、僕の本業についての話を書きたいと思います。

ピン今川の保育所看護師について

略歴

看護大学を卒業後、病院に2年間勤務し、その後縁があって保育園に採用されました。今年でもう何年になるでしょう?15年は経過してるかと。

保健師の仕事がしたくてこの会社に入ったのですが、契約のとき「君、保育園に配属ね」と言われびっくりしたのを覚えています。

しかし、保育園で働いているうちに、保育の楽しさに気づき、今では保育園の看護師が自分には一番合っている仕事と思うようになりました。

保育園での主な業務内容

保育園での私の業務内容としましては、大きく3つに分かれます。まず本業である「保健業務」そして「用務」さらに「保育業務」が主な仕事です。

保健業務

まず、1つ目は保健業務です。

保健室入口

これが僕の働いている保健室の入り口です。入り口にはポスターを張り、保護者へ保健関係のお知らせをしています。

保健室ベッド

ベッドです。ここで体調のすぐれない児の看護をします。

オートクレーブ

これはオートクレーブといって検診に使用する器具を高圧蒸気滅菌する機械です。これで、検診で使う器具をすべて滅菌できます。

薬品庫

薬品庫です。薬品のストックを置いてあり、不測の事態に対応するために、若干多めにストックしています。

保健業務の主な内容

保健業務の主な内容ですが、まず登園した児の出席状況・健康状態の把握があります。朝、各クラスを回り、クラスの出席状況の把握をしたり、昨日お休みしていた児や、体調の悪い児はいないかなどを確認します。

あとは、ケガの治療です。ケガをした児は保健室で治療します。転倒してできたすりきず、ケンカでできたひっかき傷など、怪我の内容は様々ですが、小さいケガでも診るようにしています。

病気の連絡と病児の看護です。

病児

熱の連絡は、まず、子どもの様子を確認し、保護者に連絡します。乳児は保健室に連れてくると泣いてしまう場合があるので保育室で様子を見る場合もあります。

幼児は保健室で様子を見ます。熱性けいれん等の注意を要する児もいるので気をつけて看ます。また、熱がなくても体調が悪い児なども保健室で様子を見ます。

他には、事故時の対応です。多いのは肘内症、大きな裂傷、熱性けいれんなどです。その場で事故の内容を確認し、必要であれば病院に付き添います。もちろん、保護者の連絡に事故の状況を的確に伝えます。

保育園で最近重要視しているのが、アレルギー児の対応です。給食室と担任と保護者とのつなぎ役をしています。栄養士を交えて毎月1回アレルギー児の献立の会議を行い、献立表に間違いがないか等をチェックします。そして確認した献立表を保護者に渡し確認をしてもらいます。

あと、薬の預かりです。

一番多いのは風邪薬を飲ませて欲しいという要望です。しかし、うちの園では、風邪薬は朝夕の2回の処方を病院でしてもらえるのでお断りしています。
しかし、溶連菌感染症や中耳炎など、急を要する疾患で薬が必要と判断した場合は園で預かり飲ませることにしています。

その際、専用の用紙に必要事項を記入してもらい、必ず手渡しで薬をもらうようにしています。そして、飲ませるのは基本的に僕で、僕がいない場合には園長が対応します。

他に行っているのは、職員の健康管理・健康相談です。職員の検便容器を用意し、提出を促したり、人間ドックの結果を一緒に確認したり、実習生の検診結果の確認などをしています。
相談業務ですが、更年期障害、血圧、腰痛などの相談受けることも多々あります。症状を聞いて「しばらく様子をもみましょう」や「時間があれば病院にいったほうがいいですよ」などのアドバイスを行っています。

そして、毎月ほけんだよりを発行しています。健康上で保護者に知ってもらいたいことや、今月の保健行事等をお知らせします。

ちょうど、3月号ができたので載せておきます♪

ほけんだより3月
クリックで拡大します。

各種検診

・身体測定
全員パンツ1枚になって測ります。毎月1回行っています。

・乳児検診

乳児健診

これは実際に使う器具で、舌圧子(舌を押さえるもの)、膿盆(使い終わった舌圧子を入れるもの)、ペンライトです。
毎月1回あります。対象は0歳児で、ドクターを見るとたいがい泣きます。ほとんど所見なしですが、時折疾患が見つかることがあり、保護者さんは毎月あると安心してくれています。

・尿検査
春と秋の2回あります。尿検査は0歳児から行っていますが、小さいクラスは採るのが難しいので、提出はまちまちです。大きいクラスになると、ほとんどの児が提出してくれます。

昔は、ぎょう虫検査もあったんですが、厚生労働省の通達で、うちの園では廃止になりました。

・内科検診
検診をする前に問診票を配って、問診表には、現在かかっている疾患、医師に聞いておきたいこと、予防接種の状況を保護者に書いてもらい、事前にチェックします。
そして、検診時、医師に相談します。対象は全園児で春と秋の2回あります。園医に連絡・時間調整し、お昼寝後に来てもらっています。

・歯科検診
検診に使う器具と記録用紙です。歯科検診は年1回で、歯科医の補助を僕がします。
補助の役割は、検診の記録(上EからE、下EからBでAAがCあと○)みたいな感じで歯科医が言った内容を記録します。あとは、子どもを抱き診察台の代わりになったり、物品を歯科医に手渡したりします。年々虫歯が増え、また低年齢化しているように思います。

・耳鼻科検診

これは検診で使う、耳の中と鼻の中を診る器具です。耳鼻科検診も年1回です。中耳炎や鼻炎、耳垢でひっかかる児が多いように思います。

・聴力検査

これは実際に使うオージオメーターと呼ばれる機械です。聴力検査で一番難しいのは、静かな環境を作ることです。
検査は毎年1回です。4、5歳クラスはだいたいできますが、初めてやる3歳児はちゃんとできる児もいるが、わからない児はもいるので、目を見て聞こえているかどうか確認します。

・視力検査
年1回で対象は3歳児からです。手作りの片目めがねを使って片目ずつ行います。園で行う検査の中ではこれが一番大変です。この間が5メートルあり、めがねの左右架け替えのため、何往復もします。

・保健指導
子ども達への保健指導もしています。

まずは手洗い指導です。ヨードでんぷん反応を用いた実験で、手にでんぷんのりを付けて乾かし、その後手を洗って手をヨード液に浸し、洗い残している場所があれば色が着くという実験です。これで手洗いの大切さを教えています。

歯磨き指導です。

歯磨き指導

歯医者さんの格好をしてパネルシアターでオリジナル作品(歯磨きしようねうさ子ちゃん)を見せている様子です。
で、歯磨き指導が終わった後は給食の後に主に2歳児クラスや3歳児クラスを中心に歯磨きの指導・仕上げ磨き等をします。

用務

用務は主に

電気工事→コンセントの取替え・蛍光灯の取替え

水道工事→給食室のつまりの解消・蛇口の交換

大工仕事→棚などの作成・修理、力仕事全般、高所作業

パソコン関連の仕事→ワードやエクセル、ホームページ作成などのソフト面から外部機器との接続や、起動しなくなったパソコンのリカバリなどのハード面まで対応。コピー機の修理・使用方法の説明

ガーデニング→藤棚の剪定・毛虫との格闘・花の植え替え、畑つくり。

ネコの糞処理→猫の糞には寄生虫の卵が含まれており、砂場にされると大変です。

保育業務

僕は、0歳児クラスの補助に入ることが多く、0歳児クラスの離乳食の補助や、検温をします。

遠足時の突発の怪我や病気の治療のために付き添いますが、ほとんど怪我も病気もなく、楽しく遠足に付き添っています。

あと、誕生会で歌って踊って、行事のときは子どもを喜ばせることもあります。

プール指導もします。水温・水質管理はもちろんのこと、時には一緒にプールに入り、子供用プールで泳ぎます。

運動会では使用物品の出し入れはもちろんのこと、裏方で補助をしています♪

もちつきもやります。毎年12月に開催しています。男性職員が少ないため、毎年全力でもちをつきます。次の日は腕が上がらなくなります。

まとめ

これが僕の大まかな仕事の内容です。

最後に今後、保育園看護師に期待されるものですが、特に現在、子育てや家庭の問題から、精神的に不安定な保護者が増えていると思います。
そんな保護者の精神的な支援をするために家庭訪問を行ったり、相談を受けたりなどの支援が今後求められていくと思います。

さらには、保育園に通う子どもの保護者だけでなく、地域で子育てをしている親御さんの子育ての不安や健康面の相談などを保育園の看護師として支援していくことが、今後期待されるもの、また実践していく必要があるものだと思います。

守秘義務があり、掲載できる写真が少ないですが、ご想像にお任せします♪
想像することも、保育士として大切なことです!

っと、言い訳をしつつ、この仕事、基本的に楽しいですよ♪
病院に勤めてる頃は、よくエンゼルセットを使ったり、おじいちゃんとかみ合わない話をしたり、まぁ、大変というか、向かう方向が、どちらかというと「死」に向かう方々のお世話をすることが多かったのです。

この仕事になって、「生」まれたての子の世話をすること、これから、未来へ伸びていく子ども達を見守ることができるので、大変は大変ですが、僕には、病院で働いている頃よりは、生き生きと仕事できている気がします♪

以上、ピン今川の保育園看護師のお仕事でした♪

スポンサードリンク

4 件のコメント

  • 仕事内容楽しみにしてました!!検診に健康観察、アレルギーの対策、保健指導とさすがに仕事は多いですね(^^;)病棟では検診の介助もないのでそこも一から勉強ですね(^^;)
    僕に務まるのかやや不安ではありますが、ここを参考に勉強して頑張りたいと思います!

    • ナースマンさんこんにちは♪
      そう、保育園看護師の仕事内容を教えて♪っていうコメントを何件かいただいてました。

      今回文章化したんですが、文章化するとすごくやってる仕事が多いように感じるんですが、まぁ、毎日これ全てやってるわけではないので、仕事は言い方はアレなんですが、忙しい日もあれば、そんなに忙しくない日もあります♪

      僕も病院から初めて保育園に就職した時は、本を読み(当時はネット環境がそんなに整ってなかった)勉強したんですが、本もこんなマニアックな仕事の本なんか売ってないし!
      と、若干苦労しましたが、とりあえず、子どもと楽しく接していれば、いつの間にか、仕事も覚えて、保護者さんも色々話しかけてくれるようになりますので、まずそこから始めていくのがいいかと♪

      春から楽しみですね!

  • 具体的な内容まで書いて頂いて感謝しています。
    うちの病棟でも、小児は1人しかいませんが小児回診が月に2回あります。
    一度目は全員で、2回目はピックアップですね。
    舌圧子は使い捨ての木製を使っています。

    病気の事や判断など重責ですよね。
    職員の相談もされているのは驚きました。

    そして、保護者への対応ですよね。
    ほぼ保育士さんが保育園に努められるようになってからでもかなり取り巻く環境が変わったのではないでしょうか?

    >この仕事になって、「生」まれたての子の世話をすること、これから、未来へ伸びていく子ども達を見守ることができるので、大変は大変ですが、僕には、病院で働いている頃よりは、生き生きと仕事できている気がします♪

    これ、わかります。
    実習の時に保育園に行ったのですが、「生きている」というか元気といいますか病院と全然真逆な
    環境に憧れました。

    これからも、どんどん園児が楽しく元気に過ごせる環境を整えるために頑張ってください!

    • いつもコメントありがとうございます!
      あと、ブログがややこしいことになってて申し訳ありません。
      厄年で迷走しております^^;

      そう、仕事内容まとめると、なかなかボリュームあるんですが、仕事的には、クソ忙しい時も、ヒマって言うと語弊があるんですが、そんな時もあります♪

      患者が来ないのが、僕の仕事で一番いいことなんですが、なかなかそういう訳にもいかないので、病気やケガの子が来る日はやたらと来たりします。

      確かに病院から保育所に転勤した時は、えっ?と思うことも多々ありましたが、慣れると、病院に戻れない身体になってます^^;

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です