保活に存在する点数の壁と、保育所・保育園に入りやすい年齢について

どうも、ピン今川(@PImagawa)です。

今日は、「保活」の話をしたいと思います。

なんでこの話をするかと言うと、最近、「来年保育所に入園したいので、園見学させてください。」とか、突然、「なんでうちの子は保育所に入れないんですか?」とか、保育所に連絡が入ったりするんですが、最終決定してるの役所ですので、申し訳ありませんが、役所に連絡していただけませんか?と、言うことしかできなかったことがあり、こうして文章にしておこうかと思った次第です。

自分の経験もあるし、自分の保育園でも、「保育園に入れなかったので、復帰できませんでした…。」と、泣きながら電話をかけてくる育休中の職員がいたりと、まぁ、他人事ではないですね。

保活のはなし

毎年、物議を醸している、保育園の入園に関してですが、以前、「保育園落ちた日本死ね!!」ってのがありましたが、まぁ、きれいごとではなく、待機児童問題は何とかせんといかんな~と思っとります。

が、僕は総理大臣でもなく、園長でもないので、何の決定権もないですが、入園決定してお仕事復帰される方もいれば、入れずに、どうしようと思われている方も多いかと思います。

そもそも「保活」って?

「保活」って言葉、だいたい定着してきましたが、一応参考まで。

保活とは
子どもを保育所に入れるために保護者が行う活動。
都市部では、保育所の入所希望者が定員を上回り、入所できない待機児童が多数いるため、入所選考の際に有利になるように就労条件を変更したり、入所しやすい保育所の近くに引っ越したりするなど、涙ぐましい努力をしている保護者も多い。
「保活」は、こうした活動を指す造語で、就職活動を「就活」、結婚相手を探す活動を「婚活」と呼ぶようになったのに続いて登場した

僕(妻)の保活の場合(長女)

僕も、長女の保育園の入園の時には、最初、決定通知が送られて来ず、待機っぽくなりました。
ただ、妻の育休もそんなに延ばせなかったので、どうしても4月に入れなければならず、妻が1人で市役所に相談に行ったら、「無認可の一時預かりにでも入れたらどうですか?」と市役所の職員に言われて泣きながら帰ってきました。

しかし、冷たい言い方ですよね。すごい投げやりやし…。

次の日、ちょうど仕事が休みだったので、市役所に僕と妻と2人で行き、仕事に復帰できないと、困ること等をこんこんと、市役所職員に訴えると同時に、昨日の職員さんの態度はどうなんですか?と、問うた覚えがあります。

保活つらい

あ、決してクレームを入れたわけではなく、保育園入れないと、4月から困りますねん、と、優しく言った(と思う)ら、僕のところは、待機1番目だから、キャンセルが出たら入れると言われ、3日ぐらいしたら、市役所から電話がかかってきて、○○保育所にキャンセルが出ましたと、連絡がありました。

幸い、キャンセルが出たのと、対応してくれた市役所の職員さん(無認可の一時預かりにでも入れたらどうですか?と言った奴ではない)がとてもいい方だったので、ギリギリ入ることができた思い出があります。

保育園も無事卒園し、小学校も卒業しそうな勢いで娘も成長しとりますが、結構僕と妻と2人で働いて、お給料もらってても、待機になるのです。

僕(妻)の保活の場合(二女)

僕、もう一人子どもがいて、共働きなので、当然、保育所に入れなければならない状況でした。

で、妻の仕事の復帰時期が、会社の都合で、子どもが1歳半になるまでとか2歳になるまでとか、半年区切りで復帰時期が決まってて、うちの子5月生まれなんで、ちょうど11月に復帰しなければならない状況を迎えたんですね。

二女が1歳半の時です。

いやいや、そんなもん、どこの保育所の1歳児クラスに空きがあんねん!って感じなんですが、会社は復帰しろと。

さて、認可保育所は、市内どこも空きがない。無認可も時期的に空いてない&保育料が高すぎる。

さて、ここで本来なら詰むとこらなんですが、ここで言う詰むとは、妻が仕事を辞めるのか、僕が無理くり育休取るかの2択(二択できるなら詰んでないけど)になったところ、ちょうど今月から、妻の会社が託児所をやるということで、そこに預けることに。

そこは一応、無認可ってことで、そこでお金を払った実績が何ヶ月かあれば、市内の保育所に入りやすくなりますよ〜と、役所の人が教えてくれました。

で、半年後、二女、見事、2歳児クラスの狭き門をくぐり抜け、認可保育所への入園が決定しました!

保育所で働く職員ですが、入園のシステムは、保育園というよりも、市役所とか、区役所とかの、役場関係が、大きく影響していて、入園が決定していくシステムも、ほぼ役所に決定権がある、ということが、何となく理解できました。

そして、娘2人の事例でわかったことは、やはり「点数」というものが、保育所・保育園入園には関係しているということです。

点数について

保育所・保育園に入園しようとしているお母さん方なら聞いたことがあるかも知れませんが、実際に保育所・保育園に入るには、「点数」というものが存在します。
するそうです、ではなく、「存在します」

具体的には、皆さんが通わんとしている保育所・保育園を管轄している区市町村に直接聞けばいいんですが、

まねきさん
そんなん教えてくれるわけないでしょ!

まあ、その通り、教えてくれませんわね~。

ただ、僕、保育所で長年働いているのと、あと、前述した娘2人の件で、自分の保育所を管轄している役所と、娘が入っている保育所を管轄している役所で、確実にこれは!って思える情報として、

・労働時間(共働きは当たり前なんですが、両親共にフルタイムで働いていたら、点数は高くなる)

は、どの自治体も確実に点数化する「要件」として存在します。

あとは、ひとり親家庭であったり、兄弟がすでに入園していたりとか、介護が必要なご両親がいたりとか、今現在、無認可保育所に預けてるとか、細かい加点の要件があって、それを点数化して、点数の高い方から入園できるシステムとなっています。

違いが出ることとしては、お父さん・お母さんの「収入」の面で、すごく重視する自治体もあれば、同点になったときの参考として使う自治体もあるようです。

絶対的なこととしては、本当に自治体によって、点数化システムが違うので、詳しくは、各自治体に聞いてみてください。
まぁ教えてくれませんが、何か情報が得られるかも知れませんよ。

保育所・保育園に入りやすい年齢的について

保育所・保育園は定員が決まっていて、各保育所・保育園で、入園児童数は違うのですが、例えば、0歳児クラスの定員が9人、1歳児クラスの定員が20人、2歳児クラスの定員が25人だったとします。

0歳児クラスは9人全員が新規入園なのと、0歳児で職場復帰する方って、昔も今も、めちゃくちゃ多いわけではなく、要件さえきっちりしておけば、入りやすいような気がします。

で、次の1歳児クラスは、0歳児クラスの9人が上がってくるので、新規が20−9=11人となります。

0歳児クラスより入れる子多いやん!と思ったあなた、ちと違うんですね〜。

職場復帰するお母さんは、だいたい1歳児クラスになる年齢で復帰されることがとても多いです。なので、この11人に入れるかどうか、そこが「保活」のポイントになることが多いようです。

本当に狭き門、そして、うちの保育園に入ってくる1歳児クラスのお母さんやお父さんは、バリバリフルタイムで働いている方ばかりです。

そして、2歳児クラスは、25−20=5人なので、よっぽど要件(点数)が高くなければ、入園は難しいです。

そう考えると、うち、よく入れたな〜と、思いますが、きっと、1歳児の時に認可外に入れていたのが、ボディーブローのように効いたのかと、僕は考えています。

あ、ちなみに、3歳児クラスになると、定員がグッと増える園が多く、比較的入りやすいのと、あと、幼稚園とか、短時間こども園とかの3歳児クラスに入園する子も増えますので、まあ0・1・2歳児クラスよりは入園しやすいかなと思います。

認可保育所と認可外保育所

厚生労働省が公表している待機児童数は、約20,000人。
減少していると国は言っているものの、お母さんたちが肌で感じる現実とはかけ離れているような気がします。

両親共働きなどで保育が必要な子どもに対し、市区町村は保育を実施する義務があります。
僕らが働いている保育所なんかで保育するのがそうです。

その際、施設や人員配置の基準を国が定める「認可保育所」に入所させるのが基本なんですが、保育所が足りないため、基準の緩い「認可外保育施設」で対応することも許されているのが現状です。

待機児童の多い都市部では地価や人件費が高く、認可保育所の基準は事情に合わないと、これまた国が言ってるんですが。
日本語が難しすぎて、意味がわからんのですが、認可の保育所・保育園は作るのにはいっぱいお金かかって作れないから、認可外やったら、まぁ増やせんこともないし、入れんこともないよ、と、捉えればいいかと思います。

自治体によっては、むしろ認可外での受け入れが進んでいます。東京都の「認証保育所」が代表例で、国基準より緩和した独自基準で認定し、助成しています。

あと、横浜市なんかは、全国の自治体で最多の待機児童数を、認可外の保育施設のうち、市が保育士数や面積などの基準を定めて認定する「横浜保育室」の拡充をすることにより、待機児童を減らすような方向性でいってます。

待機児童数と潜在待機児童数

似たような政策を取る自治体も増えましたが、結局、認定保育所と名前がついていても、「認可外」だったり、保育料が高めだったり、2歳までしか入所できず、3歳になったら再び預け先を探さなければならなかったりするため、認可保育所を第一希望にし、認可外を利用しながら空きを待つ保護者も多いです。

で、問題は、この「認可外」の保育所・保育園を利用しながら、「認可」の保育所・保育園に入園を待つお子さんは、待機児童に含まれないということです。

そうした空き待ちのお子さんの数は、公表される待機児童数には含まれません。
そう、「潜在待機児童」ってやつです。

点数もそうやし、潜在待機児童も仮面浪人みたいで、なんか、僕らの大学入試みたいですよね~……。

受験生

さらに悪いのが、本当に預け先が見つからずに就労をあきらめたり、最初から認可保育所に申し込まない(ムリとわかっているから)潜在的な待機児童がたくさんいるとされてます。

本当に切実な問題だと思います。

僕は、親御さんの気持ちも、保育所職員の気持ちもわかります。

東京都のように独自の政策(認証保育所みたいに)をとっていても、保育所に入れないケースが多々あります。

そういえば。

今の世代の女子(20代前半)にアンケートを採ると、「専業主婦願望」が広がっているようで、それも有名大学、大学院を出た高学歴の女性たちがそう思ってるそうです。

しかも、子育てや家事に専念したいからではなく、「働きたくない」「寝ていたい」「日中テレビを見ていたい」というしょーもない理由が一番多いそうです。一言で言えば「楽したい」というわけですね。

世のお母さん達が、「働きたいのに働けない」現状があるのに、今の若者達は一体何を考えているのでしょうか?

確かに、異論はあると思います。専業主婦大歓迎って思ってる方もいるかも知れません。が、僕からすれば人生なめているとしか思えません。

僕が思うこと

実際、国もこども園制度とか、何となく、ほんとに何となく待機児童を減らす政策をとっている(とっていると言えるのか??)のですが、このように「保活」と呼ばれるお母さん達の活動があっても、保育所に入所が叶わない現状があります。

実際、僕の勤める保育所にも、問い合わせがあったり、お子さんがお腹の中にいるときにすでに保育所を見に来たり、足しげく役所に通う姿があったりします。

本当に言いたいです。厚生労働省・文部科学省(こども園の短時間部門の管轄)、何とかならんのか??

『保育』という大切なものを置き去りにしてきた結果、今現在も、このような問題として現れてると僕は思います。
国会で寝るぐらいやったら、もっとこういった問題を議論していただけませんか?

保育士の給与の問題だってそうです。こんな安い賃金だから、他業種に流れたり、募集をかけても人が来ない現状があります。

保護者・保育士双方が、本当に『よかった』と思える時代を作って欲しいと、心から願います!

あと、少しでも、待機児童が減らせるように、保育園を整備したりするのはもちろんのこと、保育士を増やすこと、潜在保育士を復帰させること、そして、何度も言いますが、保育士の待遇改善をしてこそ(国の偉い人が適当に言っている給料の底上げとかでなく、もっと具体的に)充実した保育が展開できると、僕は思います!

では。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です