【うつ病】鬱病になって仕事を休職したけど薬を飲んで復活した話

鬱病薬
こんにちは!今川先生(@hobohoikushi)です。


突然ですが、僕は以前、うつ病になったことがあります。

うつ病になって仕事を休職したけど薬を飲んで復活した話

現在は回復して、普通に仕事をしていますが、薬は手放せません。

そんな僕が、薬を飲みながらでも、普通に働けてるいるお話、うつ病になっても職場復帰できるよ、というお話を書きたいと思います。

保育園で希望に満ち溢れて仕事をしていた頃

僕は、保育園看護師と保健師を兼務しています。

保育士免許も持っており、保育園で働くには「そんなにいらんやろ」ぐらい免許を持っています。

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免許を持っていると、仕事が回ってきます。

・保育園の保健室での看護師としての仕事

・保健師としてのお母さんたちへの子育て講座の講師

・職員への、緊急時対応の話などの講師

そして、保育士として、日々の保育への参加も当然ながらあります。

保育園看護師・保健師の仕事は素晴らしい!

この「保育園看護師」という仕事を始めたころは、病院の激務に比べれば、仕事は比較的楽やし、なにより、今まで「死」と向き合う仕事をしていたのに、急に「生」に向かう仕事に変わり、「仕事ってこんなに楽しかったんや!」と思うようになりました。

歯磨き指導

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普通なら、保育園看護師だけの仕事をしておけばいいのですが、やはり、保育園に勤めたからには、保育のことも知りたいと思い、保育士免許を取りました。

保育士免許を取ってからは、それまで以上に、保育にも積極的に参加するようになり、来る仕事、来る仕事、どんどん受けるようになりました。

この、普通の仕事プラス、用務といって、保育園の雑用、例えば、蛍光灯変えたり、電化製品修理したり、パソコンの操作教えたり、まぁ、いろんなことをしました。

そして、「いろんなことができて当然!」と思いながら、仕事を毎日していました。

うつ病の初期症状が出始めたけど、本人は全く気付かず

いろいろなことができるようになると、各方面から、いろいろな仕事を頼まれるようになりました。

本当に、講師をしたあとにすぐ保育とか、当たり前のようにあり、淡々と、その仕事をこなしていました。

どれだけ仕事が来ようが、「やって当たり前」と思って仕事を残ってする日々。

持ち帰りの仕事もある。

明日、10時から講堂で講師せなあかん。

そんなことを繰りかえしていると、夜寝ているときに、毎日、仕事の夢を見るようになりました。

毎日、「なんでこんな簡単なことができひんねや~!!!」と、後輩に怒鳴っている夢を見て、夢だけならいいんですが、自分の寝言で起きる始末…。

それが夜中の3時で、そこから全く眠れず、朝を迎える。

そんな感じの症状が出始めました。

「疲れているだけ」と思い込む自分

初めは「疲れてんのかな僕?」ぐらいで思っていましたが、仕事に行っても、自分がいい時のパフォーマンスはできないし、人の失敗が目についてその人に怒ってしまう。

うん、夢の中と同じ現象を保育園で現実化してるんですね。

さすがに疲れてると思い、早く寝ようと思っても寝れないし、寝たと思ったら、仕事のことが頭から離れずまた寝言で目がさめる。

それが1か月ぐらい続いたある日、とうとう、朝、仕事にいけなくなったんですね。

行こうと思っても、身体が思うように動いてくれないんです。

「でも、今日、講師依頼あるし、あれの修理せなあかんし、休まれへん…。」

無理やり着替えて仕事に行こうとしました。

でも、行けませんでした。

そして、疲れているだけだと思い、職場に「体調が悪くて休ませてください。」と連絡を入れました。

幸い、お休みは取れたのですが、自分の身体に起こっている変調が何なのかわからない。

「僕の身体、どうなってんやろ?」

とにかく、病院に行ってみたが、行く病院を間違えた

とりあえず、朝は動けないので、昼から病院に行きました。

内科です。

内科の先生は「ああ、仕事しすぎで疲れているだけやね。ビタミン剤だしておきます。」みたいな対応でした。

うん、ビタミン剤飲めば治るんやね。

飲みましたが、全く効果なし…。

ここで、大きな問題なんですが、相談する相手がいないんですね。

職場の人間に信頼できる人はいません。

そもそも、仕事が看護師保健師で、専門職が素人に質問すること自体、自分の中ではありえませんでした。

そして、夜、寝ようとしましたがやっぱり夜中に目が覚めます。

朝起きても、仕事に行く活力が全く湧きません。

今自分の中で起きている現象を、家族に話してみた

そこで初めて嫁さんに相談しました。

「仕事行くの、しんどいねんけど…。」

嫁さんに相談するのも、専門職として、自分の中ではありえなかったのですが、嫁さんは自分のことを心配して、いろいろ調べてくれていたみたいで…。

「あんたの症状、たぶん、心療内科ってとこに行かなあかんわ。」

おお、心療内科か。

看護師保健師やのに、そんなんわからんかったな。

自分のことは全くわかりません。

そして、「僕、心療内科のにかかるような病気やってんや」とそこで知りました。

診療内科に行き、自分の病名が「うつ病」だとわかる

心療内科に行き、自分が仕事の夢を見て夜中に目が覚めること、仕事に行こうとしたら行けなかったこと、仕事をたくさんやったこと。

ゆっくりですが全部診療内科の先生に話しました。

すると先生が、

「それは、うつ病という立派な病気です。なので、仕事にはしばらく行ってはいけません。家でゆっくり過ごしてください。」

診断書をもらいました。

うつ病診断書

結局僕は、「うつ病」という病気、診断書的には「うつ状態」と書かれていましたが、やはり、仕事をお休みして、静養が必要とのことでした。

嫁さんも「仕事なんかええから、休み休み!」と言ってくれました。

職場には電話するのもしんどかったので、診断書を職場に郵送しました。

「落ち着いたら電話で連絡します」と手紙を添えました。

病気休暇を取って仕事を休職した

それから、朝・昼・夜と、うつ病の薬を飲み、1か月ぐらい、家でのんびりダラダラ過ごしました。

休みをもらって最初の方は、自分の寝言で目が覚める時もありました。

でも、薬を飲んで、ゆっくり過ごしているうちに、割と眠れるようになりました。

本当に、のんびり何もせず、ダラダラと過ごして、自分のことを考える余裕ができた時に自分のことを考えました。

自分がなぜうつ病になったのか考えてみた

自分は仕事しすぎたのかも知れない。人の仕事まで引き受けて、しなくてもいい仕事までして、ちょっとがんばり過ぎた。

いわゆる、『器用貧乏』ってやつです。

いろいろでき過ぎた結果、仕事が自分のところに来る。

「できない」ということ自体、自分のプライドが許さない。

結局、自分の中の容量がオーバーしてしまい、頭と心がパンクした状態です。

それから、家の用事を手伝ったり、自分の趣味のことをしているうちに、だんだんと、回復していき、「そろそろ仕事にいけるかな?」と自問自答するようになりました。

職場と復帰の時期を調整し、保育園の行事が落ち着いている時期に復帰することになりました。

うつ状態から少し回復し、仕事に行ってみた

復帰する日は、さすがに緊張しました。

復帰してから、できることを少しずつしていきました。

カメの世話、カメの世話、カメの世話…。

カメさん

うん、しばらくカメの掃除やら、水槽の掃除やら、保育に全然関係のないことをしていましたね。

それから、保育園看護師の仕事を徐々にもとに戻していき、保健師として、講師ができるぐらいまで回復しました。

うつ病から復帰して、自分の中で決めたこと

復帰して、自分の中で決めたことは、

・自分の容量を超えるような仕事はしないこと

・無駄に残業はせず、自分の納得のいくときだけしか残業しないこと

・無理なことははっきりと断ること


これを守るようにしました。

そして、うつ病になってから何年も経った今でも、それは守っています。

今もポケットの中には、うつ病になった時のなごりの薬が入っています。

うつ病薬

容量と薬の成分は、限りなく「偽薬」に近いですが、今もお守りとして、朝・昼・夜と飲んでいます。

講師をする前とか、自分が絶対緊張するだろうと思う仕事のときに、薬を飲むようにしています。

薬を飲んでいても、自分が落ち着けるならそれでいいと思っています。

うつ病になったら、薬を飲もうが何しようが、元気になればそれでいいと思う!

中には「うつ病治ったなら、薬飲まなくても大丈夫じゃないの?」と思う方もいるかも知れませんが、薬を飲んでいるほうが、僕は落ち着けるし、薬を飲んで仕事のパフォーマンスが上がるなら、それでいいと思っています。

だから、薬も人前で堂々と飲んでいます。

「なんの薬」と聞かれますが「アレルギー!」と答えています。

他の人にも、無用な心配はかけたくないですからね。

今の時代なら、病名が「うつ病」ではなく、「適応障害」とか、「軽度不眠症」とか診断されるかも知れません。

病名は関係なく、心がしんどい時はしんどいんです。

ああ、しんどい

【仕事辞めたい】年収にこだわるな イヤなら転職すればいいんだよ

2020年3月3日

自分の心が「ストップ!!」と言っているなら、無理をせずお休みを取ることも大切です。

鬱病薬

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今川先生と申します。
仕事は保育園の保健室で看護師・保健師をしています。
保健師として、色々なところで講演活動をしておりますが、あくまでも仕事としての受け答えとなり、もっと、気楽に子育て中のママさん、パパさんのお悩みにお答えできればと思っております。