【病院辞めたい】病棟看護師から転職したらメリットしかなかった話

ああ、しんどい
こんにちは!今川先生(@hobohoikushi)です。


今日は、僕が昔勤めていた病院の話をしたいと思います。
なんでこんな話を書くかというと、やっぱり、仕事で伸び悩んでいる方、多いと思うんですね。

特に、病院の看護師のみなさんには「私もこんな状態!」みたいな方もいらっしゃると思います。

この話を読めば「給料のいい病院」にはそれなりのリスクがあり、仕事を辞めたくなったら「いつ辞めてもいいんだよ」ということが、少し、おわかりいただけるかと思います。

年収にこだわるな イヤなら転職すればいいんだよ

僕は、今の保育園保健師という仕事を20年以上やっていますが、看護大学を卒業して、最初の就職先が保育園だったと言うわけではありません。

僕が初めて就職したのは、精神科専門の病院でした。

なぜその病院を選んだのか?

看護師の学校には、病院側からうちに看護師をくださいと売り込みにきます。
それはもう、たくさん来ます。
売り手市場ってやつです。

だから、看護師の就職率は、学生結婚して就職しない選択をしない限り100%、実際は300%ぐらいはあると思います。

僕は就職氷河期と呼ばれる世代で生きていました。
それでも看護師の求人は、1人に対して3件はありました。

その病院のなかで、ひときわ給料をアピールしている病院がありました。

普通は月のお給料で書いているのですが、その病院は「年収470万円!」と大きく書いていました。

当時、だいたい新卒看護師の病棟でのお給料は400万円ぐらいで、それよりも70万円も多い!

病院で働き始めましたがいきなりのコンプライアンス違反

大学を卒業して、4月にならないうち、何なら、看護師国家試験が合格か不合格かわからない状態で働き始めました。

そして、病院で働いて2日目に、「今川君、看護師試験合格やで!」と看護師長に言われました。

いやいや、自分で結果も見てないのに、なぜ病棟の一看護師のあなたが知ってるの?と当時は思いました。

後に知った話ですが、これは、大学から病院に連絡が入り、看護部長を経て、師長に降りてきたそうです。

今はどうか知りませんが、守秘義務やらコンプライアンスやら全く関係ありません。
とにかく、病棟で結果を知りました。

僕が配属された病棟 「精神科急性期内科病棟」

晴れて看護師になったわけですが、配属されたのが「精神科急性期内科病棟」でした。

ナニソレ?精神科急性期内科病棟

実際、働き始めてわかったのは、精神科の中の内臓系が悪くなった方が全員来る病棟で、実際は、精神科は関係なく、急性期や終末期の方が多くいました。

他の病棟で悪くなった患者さんが来るので、毎日、ものすごく忙しかったです。

お亡くなりになる方もたくさんいて、新人ながら、たくさんエンゼルセットで、ご遺体のお世話をしました。

最初はショッキングでしたが、あまりいい言い方ではないですが「死に慣れ」ます。

亡くなっても、ほとんど何も感じなくなります。

夜勤の見回りにて 突然の急変

そんな病棟だから、夜勤で病棟内を見て回らなければならない時、「今日は大丈夫かな?」と思いながら回るんですが、布団をめくって確認すると、顔が土色になってる患者さんが!

本当に急性期の患者さんには遠隔の心拍計(アラーム)が装着されているんですが、大丈夫そうな患者さんには、アラームを付けてないんですね。

そんな患者さんに限って、布団の中で急変していて、夜中に医療用PHSでドクターを呼んで、蘇生かけるんですが、だいたい間に合わないか、もうお迎えがきているか…。

夜勤で急変があるとそれはそれは大変です。

その患者さんの蘇生もせなあかんし、助かっても助からなくても、その患者さんに関するお仕事が追加されます。

急変があっても日常の業務は普通にしなければならない現実

当然、普通に夜勤でしなければならない仕事が山ほど残っています。

緊急の患者さんの処置が終わってから、通常の夜勤の仕事をするので、朝になっても終わりません。

そこから、カルテに受け持ち患者さんのことを書いて、気づけばお昼です。

一番きつかったのは「仕事が遅くて昼になるのはお前のせい。だから残業代はつかない」と言われたことで、8時で終わりなのに、13時まで残業して、5時間残業が付くはずなのに、全くつかない。

23時から夜勤で、13時までなので、14時間働いてるんですね…。

ああ、しんどい

しかも残業が付かない。

さすがに「年収470万」だけのことはあります。

どうやら残業代込みのようです。

サービス残業なんて、絶対アカン!

出勤のたびに残業を平均4時間ぐらいしていました。

なので、出勤が24日ぐらいなので、96時間ですね。

うん、ギリギリ過労死しない!100時間いってないし!

いやいや、残業96時間して、残業手当付かないって、どんなブラック企業、いや、どんなブラック病院やねん!

うん、毎日「死」を予感しながら働いていましたね。

このまま仕事行ってたら死ぬ。

死なないにしても、精神やられる。

そんなことを繰り返して、毎日仕事していました。

病院を辞めようと決意した【精神壊れる】

自分が学生時代に思い浮かべていた「看護師像」とは全然違う。

死体みても平気やし、残業ばかりで精神やられそうになるし。

がんばって1年半ほど働いたとき、ふと思いました。

「仕事って何?何のため、誰のためにやってるの?」

そう、仕事って、自分のためにやっているんです。

家族ができたら、家族のために踏ん張らなあかん部分もあるんですが、さすがに、残業が100時間近い職場は、家族がいても辞めた方がいいです。

辞めても、何かしら、今よりももっと精神的にも肉体的にも気楽な仕事はあります。

辞表出してやったぞ!

僕は今、縁があって保育園保健師をしていますが、保育園保健師の仕事が決まる前に、病院に辞表を出しました。

辞表を出したら師長もあっさりしたもんで「ああ、辞めるんか。次の職場は?」みたいな感じで、引き留めもありませんでした。

結局、上からみたら僕なんか駒みたいなもんです。

年収470万っていっておけば、看護師は年収につられて来ますから。

辞表を出すタイミングは?いつ出すの?

辞表を出すタイミングなんか、いつでもいいです。

明日辞めようと思ったら、明日でもいいです。

社会人的には「3か月前に出しましょう」みたいな感じで言われていますが、そんなん関係ありません!

僕は、2月に退職したのですが、辞表を出したのは年明けの1月です。

1か月前です。

人の迷惑より、自分の命を優先しました。

命を優先して、仕事を辞めました。

もう、理不尽な残業しなくてもいいし、仕事できないと、同僚にクソみたいな扱いをされることもありません。

次の仕事なんて、辞めてから考えればいいよ

次の就職先のことは、辞めてから考えればいいんです。

もう、仕事がイヤすぎて、精神がやられるぐらいなら、辞めてから、落ち着いた心を取り戻して、それから考えればいいんです。

実際、辞めてからは、看護師保健師免許を持った『無職』です。

ヒマなので、ハローワークにも行きました。

求人情報もいっぱい見ました。

その中で見つけたのが、今の保育園です。

僕は転職したら給料が激減しました。でも…。

保健師としても、看護師としての腕も買ってくれるとのことで、就職を決めました。

ただ、お給料が、「470万から350万」へ120万円ダウンしました。

でも、結果的に、保育園看護師は素晴らしい仕事で、給料は安いけど、人間の心を取り戻すことができました。

だから、お金だけで就職先を選んだら、結局ろくなことがないということを身をもって学びました。

お金で買えないものが、今の職場にはあります。

ちなみに、今のお給料は、一般サラリーマンの平均年収より多いです。

もちろん、あの「470万」も超えています。

でも、新しい職場で、自分で、自分なりに頑張って努力した結果、お給料もアップしていったし、自信を持って仕事ができています。

目先のことで失敗したなら、辞めちまえばいいんだよ

そう、結局長い文章を書いて、何が言いたいかというと、

・給料だけ見て就職先を選ぶと大失敗する

・辞めるときは、思い切って後先考えず

ですね。

給料だけ見て就職すると、割と地獄を見ることが多いです。

僕の義理の兄が薬剤師をしているんですが、給料は8桁あるんですが、血ヘドを吐くほど仕事してます。

今は偉くなったので、血ヘドは吐きませんが、部下の面倒を見て、髪の毛が後退しているそうです。

そして、仕事なんか、辞めようと思ったら、辞めてやったらいいんです!

僕のように違う世界が見えるかも知れないですし、辞めたら「こんなに楽やったんや」と思うこともなくなります。

なので、人生嫌なことも多いですが、楽しいことの方が多いです。

仕事なんか、結局、「楽しいことを楽しむための手段」に過ぎません。

仕事をしなくて、お金がなければ、ディズニーランドにも行けませんからね。

だから、ディズニーランドにいけるだけのお金を稼ぐだけでいいんです!

旅行に行くだけのお金を稼げばいいんです。

その方が、よっぽど、人生が豊かになりますよ。

仕事なんか、人生の「オマケ」ですよ!

ああ、しんどい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

今川先生と申します。
仕事は保育園の保健室で看護師・保健師をしています。
保健師として、色々なところで講演活動をしておりますが、あくまでも仕事としての受け答えとなり、もっと、気楽に子育て中のママさん、パパさんのお悩みにお答えできればと思っております。